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結成宣言

結成宣言

東京中部ユニオン

私たちは本日、東京・中部の地に、非妥協でたたかう労働組合の旗をうち立てる。

解雇、賃下げ、過重労働、非正規雇用の増大…安倍政権は、今、労働者が生きていける条件を根底から破壊し、労働者の誇りさえ踏みにじり奪い取ろうとしている。そして労働者が資本と闘う唯一武器である労働組合を、徹底的に破壊しようとしている。
こんなことが許せるか! ひとにぎりの資本家どもが圧倒的な富を独占するこの体制は生命力が尽きてグラグラだ。だからこそヤツラは、労働者階級が非妥協で闘う労働組合を作り結集することに心底から恐怖しているのだ。

分断され競争させられている労働者の仲間たちが、どこの職場にいようと、職場の中で、そして職場を超えて、国境さえも超えて団結すること、正規労働者と非正規労働者が団結すること、そしてその団結の拠点を地域に打ち立てること…このことが今ほど求められていることはない。
何の仕事をしていても、失業中でも、リタイアした労働者でも、この社会の本当の主人公は、私たち労働者だ。

動労千葉、動労水戸を先頭にたたかう動労総連合と国鉄闘争全国運動は、200人もの国鉄労働者を自殺に追い込んだ国鉄分割・民営化による1047名解雇闘争を28年にわたってたたかいぬき、JRの不当労働行為を徹底的に暴き出しました。そして今、安倍と資本家によるこれまでと次元を異にする外注化と非正規雇用化攻撃の前面に立ってたたかいぬいている。
私たちは、この国鉄闘争とともに進む。そして、全国で非妥協でたたかい抜く合同・一般労働組合全国協議会に結集してたたかう。

安倍政権と資本家どもが、生き残りをかけて、今、戦争に私たちを引きずり込もうとあがいている。こんな連中に、私たちの現在と未来を絶対に支配させてなるものか!すべての労働者の仲間は、東京中部ユニオンに結集してともにたたかい、労働者が主人公の社会を実現しよう!

2015年7月11日